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...... 2020年01月18日 の日記 ......
■ 《 印象派絵画 》   [ NO. 2020011801-1 ] s

【 絵画的小品 】

シャブリエ,アレクシス・エマニュエル 〔仏〕
(1841.01.18〜1894.09.13) 53歳


                   
シャブリエは、179年前の1月18日に
南仏のオーヴェルニュで生まれ、
16歳ごろからピアノを学んだ。
一家がパリに移るとともに、同地で法律を学び、
学位をとって内務省の官吏となったが、
その間も音楽の勉強をし、作曲活動もしていた。

アマチュアとして歩んだその経歴から、
より自由な作品表現と機知に満ちたユーモアに
あふれた作品が作られている。

1880年に内務省を辞しその後、妻とともに
スペインを旅したシャブリエは、そのときの体験から
書いたのが、ピアノのための狂詩曲「スペイン」で、
その年に「絵画的小品」も作曲している。

優れた芸術家が集う19世紀後半のパリで
活躍したシャブリエは、交友の範囲は広く、
サンサース、マスネー、デュパルクなどの
音楽家だけでなく、印象派の画家たちのマネ、
モネ、ルノアールなどにも学んだ。

パリのアパートの部屋には、彼らの絵が飾られ、
印象派絵画の収集家としても有名であった。

「絵画的小品」は、10曲からなるピアノ曲で、
フランクは「われわれはなにか尋常でないものを
聞いた。この音楽は、われわれの時代をラモーと
クープランの時代に結びつける」と言っていて、
発明と機知との自然な巧みさが感じられる。

          1 風景
          2 メランコリー
          3 旋風
          4 木陰にて
          5 ムーア風舞曲
          6 牧歌
          7 村の踊り
          8 即興曲
          9 はなやかなメルエット  
         10 スケルツォ・ヴァルス



         (ピアノ)レナ・キリアコウ
            ♪ 私が聴いた音源 ♪





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