 【 弦楽四重奏曲 第2番 イ長調 】
アリアーガ,ホアン・クリソストモ 〔スペイン〕 (1806.01.27〜1826.01.17) 19歳 肺炎

ファン・クリソストモ・アリアーガ・イン・パルソーラは アリアーガのフルネームである。 彼の生涯に関する記録は、1821年にパリ音楽院で 和声と対位法を学んだフェティスによる大まかな 記述が、本日に至まで唯一のものとなっている。
フェティスによると、アリアーガは教師からではなく、 自らの天才的な才能に導かれて自己の最初の 原理を身につけたと記されている。
13歳のときに作曲したオペラ「幸福な奴隷たち」が 評判になるほどの早熟な天才だった。 交響曲・ピアノ曲・弦楽四重奏曲を作曲している。
たぐいまれな神童と言われ、モーツァルトと同じ 1月27日生まれということもあり、 「スペインのモーツァルト」と呼ばれていた。 肺を患い、194年前の1月17日にパリで 短い生涯を閉じた。
弦楽四重奏曲は3曲書いているが「第2番」は 1822年、16歳のときに完成していたといわれる。 4つの楽章からなる若々しい活気に溢れた 作品である。
第1楽章 Allegro non brio 第2楽章 Andante con variaciones 第3楽章 Menuetto: Scherzo - Trio 第4楽章 Andante ma non troppo - Allegro

(演奏)グアルネリ四重奏団 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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