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...... 2020年01月16日 の日記 ......
■ 《新即物主義》   [ NO. 2020011601-1 ] e_o

【 歌劇「リゴレット」】

ヴェルディ,ジョゼッペ・フォルトゥニオ・ 
             フランチェスコ 〔伊〕
(1813.10.10〜1901.01.27) 87歳 心臓病

トスカニーニ,アルトゥーロ 〔伊〕
(1867.03.25〜1957.01.16) 90歳   



二十世紀最高の指揮者の一人といわれた
トスカニーニ は、生地のパルマ音楽院で、
チェロと作曲を学んだ。

卒業後、リオデジャネイロの歌劇場でチェロを
弾いていたときに、アイーダの上演中に聴衆の
ヤジにあって指揮台から下りた指揮者に代わって、
暗譜で見事に指揮をし大成功をおさめた。
これが指揮者としてのデビューとなった。

イタリア各地で活躍した後、アメリカに本拠をおいて
交響曲、オペラと数々の名演を聴かせた。

トスカニーニの演奏スタイルは、楽譜に忠実で
バランスを重視した演奏で「新即物主義」と称された。
57年前の1月16日にニューヨークで
90年の生涯を閉じた。

イタリア歌劇の大作曲家ヴェルディの最大傑作は
「リゴレット」「トロヴァトーレ」「椿姫」
「アイーダ」の四曲があげられるが、
ヴェルディの名を世界的にひろめたのは、
「リゴレット」の成功によってであるといわれている。

フランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーの
戯曲「歓楽の王」による第3幕の悲劇「リゴレット」は
ヴェルディ38歳のときの作品で、1851年3月11日に
ヴェネツィア・フェニーチェ劇場で初演された。

この名作は、美しい旋律と劇的迫力にとんだ歌を
多くもち、舞台に劇的真実感があるので、
広く世界中で愛されているが、劇中にはオペラの
舞台を離れても歌われれる有名な曲が少なくない。
第3幕で、マントヴァ公爵が歌う「女心の歌」は
あまりにも有名である。

道化師のリゴレットの愛する清純な娘のジルダが、
学生に化けた公爵をひそかに愛したことから生まれた
悲劇で、終幕の嵐と雷雨の中で、愛する人の
身替わりとなるジルダと、リゴレットとの哀れな
死別の劇的な場面で感動のうちに幕となる。

         道化役のリゴレット(Br)
         娘ジルダ(S)
         領主マントヴァ公爵(T)





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