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...... 2020年01月12日 の日記 ......
■ 《間奏曲》   [ NO. 2020011201-1 ] e_or

【 歌劇「聖母の宝石」より間奏曲 】

ヴォルフ=フェラーリ,エルマンノ 〔伊〕
(1876.01.12〜1948.01.21) 72歳



ヴォルフ=フェラーリは、著名な画家であった
ドイツ人の父と、イタリア人の母との間に、
144年前の1月12日にヴェネツィアで生まれた。

はじめ父の意志で美術を学ばされたが、後に
音楽に転じオペラ作曲家の道を歩み始めた。

26歳のときから10年間、音楽院の校長として
在職した後、作曲活動に専念し主として
多数のオペラを創作した。

ドイツの作曲法とイタリア風の旋律を巧妙に
結合した一風変わった歌劇作家で、
現在あまりその歌劇は上演されてない。

喜歌劇をたくさん作ったが、彼の名声を高めたのは
1911年に作られた、悲歌劇「聖母の宝石」である。
3幕からなり、序曲や前奏曲がなくていきなり
幕が上がり合唱が始まるというもの。
その代わりに各幕の間に美しい管弦楽の
間奏曲が置かれている。

     第1番 Tranquillo (第1幕と第2幕の間)
     第2番 Vivace assai (第2幕と第3幕の間)

イタリアのナポリを舞台に、カルメンのような
奔放な女マリエラと2人の男性の間で、聖母の宝石を
廻って繰り広げられる悲劇の物語である。

抒情的な第1番は「マドンナの宝石」として独立して
演奏されることが多い。



       (管弦楽)アカデミー室内管弦楽団
       (指揮) ネヴィル・マリナー
             ♪ 私が聴いた音源 ♪





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