[PREV] [NEXT]
...... 2020年01月07日 の日記 ......
■ 《 フルートの巨匠 》   [ NO. 2020010701-1 ] e_co

【 フルート協奏曲 Op. 10-3「ごしきひわ」】

ヴィヴァルディ,アントニオ〔イタリア〕
(1678.03.04〜1741.07.28) 63歳

ランバル,ジャン・ピエール 〔仏〕
(1922.01.07〜2000.05.20) 78歳



フランスのフルート奏者のランバルは、
98年前の1月7日にマルセイユで生まれた。
高名なフルート奏者の父から手ほどきを受け、
マルセイユ音楽院で学びつつ、医科大学でも
学んでいたが、医学は止めてフルートに専念した。

多彩な表現力と華麗な演奏スタイルを備え、
ランバルが残したレコードは、本人もわからない
くらいの多さで、フルートソロの名曲から、
バロックの協奏曲、その他大曲も小曲にも
輝かしく個性に溢れた演奏を残している。

その中には、ヴィヴァルディの作品も含まれるが、
ヴィヴァルディが作曲した作品10(1〜6)の
フルート協奏曲の出版の年代はあきらかではなくて、
フルート協奏曲の出版が、ほとんど歴史上
最初のことといわれている。

6曲の協奏曲からなる作品10の初めの3曲は
「標題音楽」で、第3番の「ごしきひわ」は、
小鳥を描写していて、フルートで演奏される
小鳥のさえずりが魅力的である。

           第1楽章 Allegro
           第2楽章 Largo
           第3楽章 Allegro

ランバルは親日家としても知られていて、
1964年の初来日以来、25回来日している。
2000年5月20日に心臓発作で世を去った。



         (フルート)パトリック・ガロワ
         (管弦楽) オルフェウス室内管弦楽団
                ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: