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...... 2019年12月09日 の日記 ......
■ 《 アンダルシアの民族音楽 》   [ NO. 2019120901-1 ] s

【 ギターのためのソナタ Op. 61 】

トゥリーナ,ホアキン 〔スペイン〕
(1882.12.09〜1949.01.14) 66歳



作曲家、音楽教師だったトゥリーナは、137年前の
12月9日にスペイン南部のセビーリアで生れた。
父親は画家で、少年時代は音楽に囲まれた
生活を送っていた。

若いころおよそ10年にわたりパリで生活し、
フランクの弟子のダンディが設立した音楽学校、
スコラ・カントルムで作曲を学んだ。
ドビュッシーや、ラベルからも作曲の助言を受けた。

当時、パリにいたファリャやアルベニスとも交流があり
スペイン国民主義の音楽にも目覚めた。
フランス印象主義とスペインの伝統を混ぜ合わせた
独特の音楽世界を作り上げた。

1931年からはマドリードの王立音楽院で
作曲家教授として活躍した。
マドリードで生涯を終えている。

トゥリーナは、ほぼ全てのジャンルの作品を
書いているが、作品の多くは伝統的な
アンダルシアの民族音楽に影響されている。

生涯に5つのギター曲を残している。
そのほとんどは、現代のクラシックギター奏法を
確立したギタリストのアンドレス・セゴビアとの
交流の中で作曲した。

「ギターのためのソナタ」はアンダルシア地方の
フラメンコの踊りを想像させるような
スペインの情熱的な民族性を感じる作品となっている。

          第1楽章 Allegro
          第2楽章 Andante
          第3楽章 Allegro vivo



         (ギター)ぺぺ・ロメロ
           ♪ 私が聴いた音源 ♪





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