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...... 2019年12月08日 の日記 ......
■ 《 記念コンサートのために 》   [ NO. 2019120801-1 ] e_sy

【 交響曲 第5番 変ホ長調 Op. 82 】

シベリウス,ジャン〔フィンランド〕
(1865.12.08〜1957.09.20) 91歳 脳出血



フィンランド最大の作曲家のシベリウスは、
154年前の12月8日にヘルシンキの
ハメーンリンナで生まれた。
父は医師だったが、シベリウスが
2歳のときに他界している。

幼少時代から自然を愛し、夢想的な性格だった。
森や湖に遊びに行くことを好み、植物や虫を
採取することに熱心だった。

ヘルシンキの音楽院で学んだ後、ベルリンに留学、
さらに、ウィーン音楽院でも学んだ。

32歳のときに、民族的発想による作品の意義と
価値によって、政府から終身年金を
おくられることになり、91歳で亡くなるまでの
59年間は、経済的な苦労はなかった。

1921年に最後の訪英をし、1924年に最後の
交響曲である第7番を書いたが、60歳を過ぎると
創作活動はにわかに鈍り、1929年でとだえた。

北欧の自然の雰囲気を描いた標題音楽に近い
音楽の「交響曲第5番」は、1915年にシベリウスの
生誕50年の記念コンサートのために作曲された。

初演は1915年12月8日に、シベリウス自身の
指揮により行われ、大成功を収めた。

しかし、シベリウスは満足できず1919年に
第2改訂稿を完成し、11月24日にヘルシンキで
シベリウスの指揮で演奏した。
結局、この稿が決定稿となった。

作曲をした年の4月に散歩の途中で近づいてくる
春の気配にインスピレーションを得たことを
記していて、美しい自然と生き生きとした生命を
歌い上げた一曲となっている。

       (1919改訂版)
      第1楽章 Tempo molto moderato - Largamente -
      第2楽章 Allegro moderato - Presto
      第3楽章 Andante mosso, quasi allegretto
      第4楽章 Allegro molto - Largamente assai



      (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
      (指揮) レナード・バーンスタイン
                 ♪ 私が聴いた音源 ♪





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