【 ピアノ協奏曲 変ニ長調 】
シンディング,クリスティアン 〔ノルウェー〕 (1856.01.11〜1941.12.03) 85歳
ノルウェーの生んだグリーグに続く秀でた 重要な作曲家のシンディングは、ノルウェー音楽の 黄金時代の偉大な作曲家の一人と考えられている。
1856年にコングスブルグで生まれ、78年前の 12月3日にオスロで85年の生涯を閉じた。
最初バイオリンを学んでいたが、ライプチヒ音楽院に 入学してから作曲に取り組み始めた。 1843年にメンデルスゾーンによって設立された ライプチヒ音楽院では、シューマンやレーガー、 グリーグなども教えていた。
彼の作品は、グリーグ風な国民主義的色合いを 持つが、グリーグほど民族性は強くあらわれていない。 交響曲、管弦楽曲、協奏曲、室内楽、歌曲など 広範囲にわたってかなり多くの作品を残している。
ドイツロマン主義音楽の影響を大きく受けたので、 ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスの影響を 色濃く現している。
「ピアノ協奏曲 変ニ長調」は、1889年に 作曲したが、1901年に改訂をしている。 循環形式の作品で冒頭の主題が全楽章で 主要な役割を果たしている。
第1楽章 Allegro non troppo 第2楽章 Andante 第3楽章 Allegro non assai
(ピアノ)ロラント・ケラー (管弦楽)ベルリン交響楽団 (指揮) イェルク・フェルバー ♪ 私が聴いた音源 ♪
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