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...... 2019年11月23日 の日記 ......
■ 《 フルート協奏曲の改編 》   [ NO. 2019112301-1 ] e_co

【 クラリネット協奏曲 】

ペンデレツキ,クシシトフ (ポーランド)
(1933.11.23〜 )



現代音楽を牽引するひとりでポーランド楽派の
主要作曲家で、指揮者でもあるペンデレツキは、
86年前の11月23日にクラカウで生まれた。

少年時代にバイオリンを習い始めたが、
第二次世界大戦で楽譜が手に入らず、先生が
彼のために練習曲を書いてくれたことが、
作曲に興味をもつきっかけになった。

大学入学後、本格的に作曲を学んだが、
当時、社会主義体制下のポーランドでは、西側の
新しい情報は入ってこなかった。

1956年に社会主義圏で初めて現代音楽祭が、
ワルシャワで行なわれ、ペンデレツキの
才能はようやく開花した。

そして、1960年に作曲した
「広島の犠牲者に捧げる哀歌」で一躍有名になった。
ナチのポーランド進攻を知るペンデレツキが
広島の被爆の惨状に思いをはせて書いたものとも
いわれているが、来日に際してこの作品が
「ヒロシマ」に捧げられるべきだと思い、
この標題が決まった。

「クラリネット協奏曲」は、クラリネットと室内
オーケストラのための協奏曲で、1992年に
作曲した「フルート協奏曲」を、3年後の1995年に
自らの手でクラリネット用に改編した。

         第1楽章 Lento -
         第2楽章 Vivace -
         第3楽章 Scherzando -
         第4楽章 Lento -
         第5楽章 Vivo -
         第6楽章 Lento(Tempo 1)



       (クラリネット)シャロン・カム
       (管弦楽)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
       (指揮) クシシュトフ・ペンデレツキ
                 ♪ 私が聴いた音源 ♪





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