【 交響曲 第5番 】
バックス,アーノルド 〔英〕 (1883.11.08〜1953.10.03) 69歳
バックスは136年前の11月8日にロンドンの ストリートハムの豊かな家庭に生まれた。
ロマン主義と印象主義を折衷した雰囲気の 多くの作品を残している。 イェイツの詩やケルト文学などアイルランドの 文化に惹かれアイルランド民謡からの 大きな影響を受けた。
交響曲は7曲残している。 7曲共3楽章からなり、ほとんどの曲が 40分前後の規模の大きな作品である。
交響曲第1番 変ホ長調(1922年) 交響曲第2番 ホ短調/ハ長調(1926年) 交響曲第3番 (1929年) 交響曲第4番 (1931年) 交響曲第5番 嬰ハ短調(1932年) 交響曲第6番 (1934年) 交響曲第7番 (1939年)
創作意欲の大変旺盛だった1931年から 翌年にかけて作曲した。 その3年ほど前にシベリウスの交響詩「タピオラ」を 聞いて感銘を受けている。
そうしたこともあって「交響曲 第5番」は、 敬愛するシベリウスに献呈されている。
初演は1934年1月15日にトマス・ビーチャムの 指揮で行われた。
第1楽章 Poco lent - Allegro con fuoco 第2楽章 Poco lento 第3楽章 Poco moderato
(管弦楽)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) ブライデン・トムソン ♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|