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...... 2019年11月06日 の日記 ......
■ 《草稿のまま》   [ NO. 2019110601-1 ] e_sy

【 交響曲 第7番 変ホ長調 】

チャイコフスキー,ピョトル・イリイチ 〔露〕
(1840.05.07〜1893.11.06) 53歳 コレラ?



チャイコフスキーは「交響曲第6番」“ 悲愴 ”を
彼自身の指揮のもとペテルブルグで初演した
9日後の11月6日に生水を飲んだことでコレラにかかり、
53年の生涯を閉じたとされるが、死の前夜に
肺水腫の併発をしたなど、死因には諸説ある。

    交響曲 第1番 ト短調 作品13「冬の日の幻想」(1866年)
    交響曲 第2番 ハ短調 作品17「ウクライナ」(1872年)
    交響曲 第3番 ニ長調 作品29「ポーランド」(1875年)
    交響曲 第4番 ヘ短調 作品36(1877年)
    マンフレッド交響曲 作品58(1885年)
    交響曲 第5番 ホ長調 作品58(1888年)
    交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴」(1893年)
    交響曲 第7番 変ホ長調(1950年)

「交響曲第6番」が、チャイコフスキーの最後の
交響曲だが、「交響曲第5番」を完成した後に作曲に
取りかかったのが「人生交響曲変ホ長調」だった。

しかし、この曲は草稿のままで放棄してしまい、
第1楽章を「ピアノ協奏曲第3番」に転用している。

1950年代にロシアの音楽学者、作曲家の
セミヨン・ボガティレフがチャイコフスキーのいくつかの
素材を組み合わせて補筆し、未完成だった交響曲は、
4楽章の「交響曲 第7番」として出来上がった。

また、2005年にロシアのピョートル・クリモフが再び
同様の試みを行い、3楽章の交響曲として公表した。
このクリモフ版は日本では「チャイコフスキーの
未完成交響曲“ジーズニー”」と呼び、日本初演と
録音が行われている。

        第1楽章 Allegro brillante
        第2楽章 Andante
        第3楽章 Scherzo: Vivace assai
        第4楽章 Allegro maestoso



        (管弦楽)ギュルツェニヒ管弦楽団
        (指揮) ドモトリー・キタエンコ
              ♪ 私が聴いた音源 ♪





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