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...... 2019年11月04日 の日記 ......
■ 《 神を讃える歌 》   [ NO. 2019110401-1 ] e_sy

【 交響曲 第2番 変ロ長調「讃歌」Op. 52 】

メンデルスゾーン,ヤーコブ・ルードヴィヒ・
              フェリックス 〔独〕
(1809.02.03〜1847.11.04)38歳 クモ膜下出血?



メンデルスゾーンは裕福な銀行家の子として
ハンブルクで生まれた。
ユダヤ系ドイツ人の家系で、父は銀行家、
祖父は哲学者、ゾロモン家出の母はベルリンの
ユダヤ系銀行家の娘だった。

子どものころから、オーケストラの演奏ができるような
邸宅に住み、幸福な音楽家の一生だったが、
1847年に仲の良かった姉ファニーの突然の死の
衝撃が大きく、異常に疲労していた身体に神経の
障害を引き起こし、病状がしだいに悪化して
死の前日にクモ膜下出血と思われる症状で
意識を失ない、11月4日にライプツィヒで、
わずか38年の生涯を閉じた。

その6年後に 彼の良き妻だったセシルも
結核のため、34歳の若さで世を去った。

メンデルスゾーンは5つの交饗曲を作曲した。
番号が前後するが、発行の年代順では、

     第1番 ハ短調 Op. 11(1824年)
     第5番 ニ短調 Op. 107「宗教改革」(1830年)
     第4番 イ長調 Op. 90「イタリア」(1833年)
     第2番 変ロ長調 Op. 52「讃歌」(1840年)
     第3番 イ短調 Op. 56「スコットランド」(1842年)

「交響曲第2番変ロ長調」はメンデルスゾーンが
ライプツィヒで活動していた1840年に
活版印刷発明400年を記念する行事のために書かれた。

メンデルスゾーンの作品全集の中で、この曲は
交響曲にも分類され、今日では「交響曲第2番」
として親しまれている。

始めに交響曲としての楽章が3つあり、
その後に独唱と合唱による壮大なカンタータが続く。

     第1楽章 Sinfonia: Maestoso con moto - Allegro
     第2楽章 Allegretto un poco agitato
     第3楽章 Adagio religioso
     第4楽章 
      |   Chorus~Tenor~ Chorus〜Tenor〜
       |    Soprano〜Chorus〜Tenor〜Chorus
     第10楽章  



      (ソプラノ)バーバラ・ボニー
      (ソプラノ)デヴィット・ウィンス
      (テノール)ペーター・シュライアー
      (合唱)  ライプツィヒ放送合唱団
      (管弦楽) ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
      (指揮)  クルト・マズア
                 ♪ 私が聴いた音源 ♪





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