 【 オペレッタ「ジプシー男爵」Op. 422 】 ヨハン・シュトラウス二世 〔墺〕 (1825.10.25〜1899.06.03) 73歳 肺炎
 「ワルツ王」のヨハン・シュトラウス二世は、 ワルツの他にオペレッタも書いている。
ウィンナオペレッタの代表的な作品の「こうもり」を 初演してから10年後の1884年に完成した 「 ジプシー男爵」は、2年の歳月をかけて作られ、 1885年10月24日(満60歳の誕生日の前夜)に ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で初演され、 大成功を収めた。
ハンガリーの作家ヨカイの書いた小説「ザッフィ」を 基に、やはりハンガリーのシュッツァーが台本を書いた。
ウィーン風の軽やかなムードが、華やいだ気分を もりたてるいっぽう、ハンガリー情緒がふんだんに 盛り込まれている。 ポ・プーリ(接続曲)風の楽しい序曲で始まり、 3幕からなっている。 最後に、ジプシー男爵のバリンカイ(T)と ジプシーの女王ザッフィ(S)はめでたく結ばれる。
第1幕 ハンガリーの寒村、テメーゼ・バナード 第2幕 バリンカイの屋敷近くのジプシー部落 第3幕 ウィーンのケルントナートール劇場前の広場

(管弦楽)ミュンヘン交響楽団 (指揮) カール・デイヴィス ♪ 私が聴いた音源 ♪
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