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...... 2019年10月22日 の日記 ......
■ 《 名ヴァイオリニスト 》   [ NO. 2019102201-1 ] e_ch

【 弦楽六重奏曲 ハ長調 Op. 140 】

シュポーア,ルイ(ルードヴィヒ)〔独〕
(1784.04.05〜1859.10.22) 75歳



十九世紀前半のドイツ・ロマン派の代表的な
作曲家のシュポーアは、音楽的才能のある両親の
子どもとしてブラウンシュヴァイクで生れ、
幼児のころから母親と二重唱をし、5歳のときから
ヴァイオリンを習い始めた。

大公の援助で音楽を学び、優れた
ヴァイオリニストであったが、指揮者としても活躍した。
ベートーベンとは親しい間柄だったが、1822年から
亡くなった年まで、ウェーバーの口利きでカッセルの
宮廷楽長としてつとめた。
160年前の10月22日に同地で75年の生涯を閉じた。

シュポーアは22歳のときに、ハープの名手のドレッテ・
シャイドラーと結婚し、二人で演奏旅行をしたため、
ハープ独奏曲とハープとヴァイオリンのための曲を
多く書いたが、彼は多作家で全てのジャンルの筰品を
作曲している。

ヴァイオリンの「顎あて」の発明や、最初に指揮棒を
使い始めたのはシュポーアだった。

「弦楽六重奏曲 ハ長調」はシュポーア晩年の
64歳1848年に作曲された。

「弦楽六重奏曲」としてよく知られている
ブラームスの作品と同じように、ヴァイオリン、
ビオラ、チェロが2つずつの編成になっている。

ロマン的な情緒溢れる甘い旋律と、微妙な
ハーモニーが織りなす世界は無限的ともいえる
雰囲気を醸しだし音楽ならではの感覚的な
喜びを与えてくれる。

       第1楽章 Allegro moderato
       第2楽章 Larghetto
       第3楽章 Scherzo : Moderato - Presto



        (四重奏)   新ハイドン四重奏団
        (第2ヴィオラ)シャーンドル・パプ
        (第2チェロ) タマーシュ・ヴァルガ
                ♪ 私が聴いた音源 ♪





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