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...... 2019年10月05日 の日記 ......
■ 《 ギリシャ神話 》   [ NO. 2019100501-1 ] e_o

【 オペラ「ダフネ」 Op. 82 】

リヒャルト・シュトラウス,ゲオルク 〔独〕
(1864.06.11〜1949.09.08) 85歳 心臓病



シュトラウスは、交響詩風の音楽で名をひろめた後、
ワーグナーの影響を受けて、音楽劇の作品を
手掛けるようになった。

1937年に完成した1幕のオペラの「ダフネ」は
翌年の10月5日にドレスデン国立歌劇場で
初演され、指揮をしたカール・ベームに献呈された。

オペラが生まれたのは16世紀末。
芸術の都フィレンツェにてメディチ家のお姫さまと
フランスの王さまのご婚儀のイベントとして
史上初のオペラ「ダフネ」がペーリによって
作曲されたというのが定説。

ギリシャ神話が題材になっている。
アフロディーテの子供クピトが太陽神”アポロン”と
河の神ペネイオスの娘”ダフネ”に矢を放ったことから
この恋の物語は始まる。
クビドが放った矢の一本は黄金の鋭い”恋にとらわれる矢”
もう一本は鉛の鈍い”恋をはねつける矢”
黄金の矢はアポロンを、鉛の矢はダフネを射たのだ
その結果、アポロンは美しいダフネに恋をするが、
ダフネは恋を忌み嫌うようになる。
しかしアポロンはダフネに恋してしまった。
ダフネを想う気持ちは募るばかり。
彼女を眺めているだけでは満足できず、
ついにダフネに求愛する。
追うアポロン、逃げるダフネ。
やがて、ダフネは逃げる事に疲れ始める。
そこで、父であるペネイオスに頼み月桂樹に
化身してしまう・・・という物語。
やがて月桂樹はアポロンの聖樹になったそう。
※クピト(ラテン語)=恋の神。英語名ではキューピット。



抜粋

(テノール)トルステン・ラルフ      
(ソプラノ)マルガレーテ・テシェマッヒャー
(管弦楽) ザクセン州立管弦楽団     
(指揮)  カール・ベーム        
    ♪ 私が聴いた音源 ♪





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