【 オンド・マルトノ協奏曲 】
ジョリヴェ,アンドレ 〔仏〕
（1905.08.08〜1974.12.20） 69歳
マルトノ,モーリス 〔仏〕
（1898.10.04〜1980.10.08） 82歳
フランスの音楽教育者で、オンド・マルトノの発明者で
有名なモーリス・マルトノは、１2１年前の10月４日に
パリで生まれた。
幼少の頃から音楽的才能をあらわし、ピアノ、チェロ、
和声、対位法を学んだ。
１９１８年に初めて電子楽器を試作し、１９２８年に
パリ・オペラ座で最初のリサイタルを開いた。
その後、世界演奏旅行をした。
１９４７年にパリ国立高等音楽学校・舞踊学校に
オンド・マルトノ科が開設され、教えている。
１９７９年にオンド・マルトノのトランジスタ化に
成功したが、翌年の１９８０年１０月８日に、
パリ郊外のクリシーで交通事故により死亡した。
現代フランス作曲界の大家であるジョリヴェは、
オーケストラの全ての楽器のために、
１曲ずつ協奏曲を書きたいと語っていて、
多くの協奏曲を作曲した。
「オンド・マルトノ協奏曲」は、１９４７年に完成し、
翌年４月にウィーンでジョリヴェの指揮、
オンド・マルトノの妹のジネット・マルトノの
演奏で初演された。
この楽器のために最も多くの曲を
作曲したのはジョリヴェだった。
第１楽章 Allegro moderato
第２楽章 Allegro vivace
第３楽章 Largo cantabile
（オンド・マルトノ）ジャンヌ・ロリオ
（管弦楽）ORTFフィルハーモニー管弦楽団
（指揮） アンドレ・ジョリヴェ
♪ 私が聴いた音源 ♪
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