【 交響曲 第3番「中国交響曲」作品83 】
チェレブニン,アレクサンドル・ニコラエヴィチ〔露〕
（1899.01.20〜1977.09.29 ） 78歳
アレクサンドル・チェレブニンの父は、指揮者、
作曲家として活躍したニコライ・チェレプニンで、
母はピアニストだった。
彼の妻ミン・リーシェンもピアニストで、三男の
イワンは作曲家、シンセサイザーの開発者である。
サンクト・ペテルブルグで生まれ、父から音楽を教わり、
１８歳でサンクト・ペテルブルグ音楽院に入学した。
ロシア革命後の１９１８年に一家はパリに亡命した。
パリ音楽院で作曲を学び、一方ピアニストとして
活動していたが、１９３４年から３６年にかけて
３度にわたり来日した折に「チェレブニン賞」を設け、
日本の若い作曲家たちを見い出し、欧米での
演奏の機会を作るなど、大きな影響を与えた。
１９５８年にアメリカの市民権を得て、アメリカと
フランスを往復して音楽活動をした。
３６年前の９月２９日にパリで７６年の生涯を閉じた。
作風は、フランス的要素とロシア、中央アジア、
中国、日本などの要素を融合したものである。
交響曲 第１番 ホ長調 作品４２
交響曲 第２番 変ホ長調 作品７７
交響曲 第３番 嬰ヘ長調「中国交響曲」作品８３
交響曲 第４番 ホ長調 作品９１
第交響曲を４曲書いているが、第３番は
１９５２年に書かれた。
第１楽章 Lento - Animato,risoluto - Allegretto
第２楽章 Allegro pesante
第３楽章 Adagio
第４楽章 Allegro - Maestoso - Allegro risoluto
（管弦楽）シンガポール交響楽団
（指揮） ラン・シュイ
♪ 私が聴いた音源 ♪
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