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...... 2019年09月25日 の日記 ......
■ 《 初期の作品 》   [ NO. 2019092501-1 ] e_co

【 ピアノ小協奏曲 】

フランセ,ジャン 〔仏〕
(1912.05.23〜1997.09.25) 85歳



フランセは、フランス北西部のルマンで生まれた。
父親がルマンの音楽院院長という音楽一家に
育ち、幼いころから神童ぶりを発揮した。

サン=サーンスが亡くなったときに、フランセが
「僕が替わりになってあげるよ」と言ったとの
逸話が残っている。

音楽家の両親に育てられ、1997年9月25日に
亡くなる直前まで、現役の作曲家として活動した。

好奇心が旺盛で、聴く人を喜ばせるのが
作曲家の使命との考えからウィットに富んだ
多くの作品を残している。

「舞台に立とうというのなら、少々オーバーに
振る舞っても、人を喜ばせなければ石が
飛んでくるよ」というフランセ自身の言葉に
彼の作曲姿勢が表現されている。

ラヴェルやストラヴィンスキー、プーランクから
大きな影響を受けていて、新古典主義を基調に、
現代感覚を折り込んだ作品を作曲している。

「ピアノ小協奏曲」は、パリ音楽院の学生だった
1932年に作曲した。
若い頃の作品でありながらも、透明な
オーケストレーションや、独特のハーモニーが
随所に現れた味わい深い作品である。

          第1楽章 ー
          第2楽章 Andante
          第3楽章 ー
          第4楽章 Allegro



       (ピアノ)ジャン=イヴ・ティボーデ
       (管弦楽)モントリオール交響楽団
       (指揮) シャルル・デュトワ
              ♪ 私が聴いた音源 ♪





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