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...... 2019年09月24日 の日記 ......
■ 《 軽妙な魅力 》   [ NO. 2019092401-1 ] e_co

【 フルート協奏曲 】
  
フランセ,ジャン 〔仏〕
(1912.05.23〜1997.09.25) 85歳



フランセは、フランス北西部のルマンで生まれた。
父親がルマンの音楽院院長という音楽一家に
育ち、幼いころから神童ぶりを発揮した。

サン=サーンスが亡くなったときに、フランセが
「僕が替わりになってあげるよ」と言ったとの
逸話が残っている。

音楽家の両親に育てられ、1997年9月25日に
亡くなる直前まで、現役の作曲家として活動した。

好奇心が旺盛で、聴く人を喜ばせるのが
作曲家の使命との考えからウィットに富んだ
多くの作品を残している。

「舞台に立とうというのなら、少々オーバーに
振る舞っても、人を喜ばせなければ石が
飛んでくるよ」というフランセ自身の言葉に
彼の作曲姿勢が表現されている。

ラヴェルやストラヴィンスキー、プーランクから
大きな影響を受けていて、新古典主義を基調に、
現代感覚を折り込んだ作品を作曲している。

「クラリネット協奏曲 」は1968年に作曲され、
管楽器の演奏法を研究したファゴット奏者で
指揮者のフェルナンウグラドルに献呈された。
フランセの軽妙な魅力が十分に感じられる
作品である。

      第1楽章 Presto - Andantino
      第2楽章 Scherzo - Allegro con spirito molto -
           Allegro



       (フルート)マヌエラ・ヴィースラー
       (管弦楽) ヘルシンボリ交響楽団
       (指揮)  フィリップ・オーギャン
             ♪ 私が聴いた音源 ♪




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