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...... 2019年09月15日 の日記 ......
■ 《 ハンガリー音楽 》   [ NO. 2019091501-1 ] e_co

【 ヴァイオリン協奏曲 第4番 イ短調 Op. 101 】

フバイ,イェネー 〔洪〕
(1858.09.15〜1937.03.12) 78歳



19世紀におけるハンガリー音楽の輝かしい成功者の
フバイは、161年前の9月15日にペシュトで
生まれ、ブダペストで78年の生涯を閉じた。

ハンガリー歌劇場のコンサートマスターだった父から
英才教育を受け、11歳で楽壇デビューをした。

モシュコフスキーに似たような神童だったらしく、
13歳でベルリンの高等音楽学校に入学し、
18歳までヨーゼフ・ヨアヒムに師事した。

その後、リストの勧めでパリにゆき、ベルギーの
ヴァイオリン奏者で、作曲家としても活躍した
アンリ・ヴュータン(1820〜1881)に学んだ。
ブラームスは、フバイのヴァイオリンの演奏を聴き、
絶賛したといわれている。

1882年にブリュッセル音楽院教授に就任したが、
その後、父の後を次いで
ブダペスト音楽院教授となった。
門下にはハンガリー出身で主にアメリカで
活躍したヨーゼフ・シゲティや、
後に指揮者となったオーマンディがいる。

フバイは作曲家としても活躍したが、
ヴァイオリンを知り尽くしていたので、楽器の
能力を引き出し無理なく華麗な作品を書いている。

ヴァイオリン協奏曲を、4曲残しているが、
1906年から7年にかけて作曲した第4番は、
4楽章からなり、ヴュータンを思わせる。

バロック音楽の形式を用い、古風な雰囲気が
特徴となっている。

       第1楽章 Preludio: Largo
       第2楽章 Corrente e musetto: Presto
       第3楽章 Larghetto: Adagio
       第4楽章 Finale e capriccio: Allegro



        (ヴァイオリン)ハガイ・シャハム
        (管弦楽) BBCスコットランド交響楽団
        (指揮)  マーティン・ブラビンズ
                ♪ 私が聴いた音源 ♪





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