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...... 2019年08月11日 の日記 ......
■ 《サナトリゥムでの晩年》   [ NO. 2019081101-1 ] e_co

【 ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op. 2 】

アレンスキー,アントン・ステパノヴィチ〔露〕
(1861.08.11〜1906.02.25) 45歳 結核



グラズノフよりも4年早い8月11日にノヴゴロトで
生まれたアレンスキーは、ペテルブルグ音楽院で
リムスキー=コルサコフに学び、21歳で
モスクワ音楽院の教授になった。

門下からラフマニノフ、グリエール、
スクリャービンなどの逸材を輩出している。

34歳からは、バラキレフのあとを継いで
ペテルブルグ王室礼拝堂指揮者となったが、
結核にかかり、晩年をフィンランドのサナトリゥムで
過ごし、そこで45年の生涯を閉じた。

「ピアノ協奏曲 ヘ短調」は、ペテルブルグの
音楽院で学んでいた21歳の1882年の作品で、
ショパンやチェイコフスキーにも通じるような
ロマンティックな雰囲気をもつ作品である。

若き日のホロヴィッツが好んで演奏している。

        第1楽章 Allegro maestoso
        第2楽章 Andante con moto
        第3楽章 Scherzo-Finale: Allegro molto



        (ピアノ)スティーヴン・クームズ
        (管弦楽)BBCスコットランド交響楽団
        (指揮) イェジー・マクシミウク
                ♪ 私が聴いた音源 ♪





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