【 ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op. 2 】
アレンスキー,アントン・ステパノヴィチ〔露〕 (1861.08.11〜1906.02.25) 45歳 結核
グラズノフよりも4年早い8月11日にノヴゴロトで 生まれたアレンスキーは、ペテルブルグ音楽院で リムスキー=コルサコフに学び、21歳で モスクワ音楽院の教授になった。
門下からラフマニノフ、グリエール、 スクリャービンなどの逸材を輩出している。
34歳からは、バラキレフのあとを継いで ペテルブルグ王室礼拝堂指揮者となったが、 結核にかかり、晩年をフィンランドのサナトリゥムで 過ごし、そこで45年の生涯を閉じた。
「ピアノ協奏曲 ヘ短調」は、ペテルブルグの 音楽院で学んでいた21歳の1882年の作品で、 ショパンやチェイコフスキーにも通じるような ロマンティックな雰囲気をもつ作品である。
若き日のホロヴィッツが好んで演奏している。 第1楽章 Allegro maestoso 第2楽章 Andante con moto 第3楽章 Scherzo-Finale: Allegro molto
(ピアノ)スティーヴン・クームズ (管弦楽)BBCスコットランド交響楽団 (指揮) イェジー・マクシミウク ♪ 私が聴いた音源 ♪
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