【 トゥーランドット組曲 Op. 41 】
ブゾーニ,フェルッチョ 〔伊〕 (1866.04.01〜1924.07.27) 58歳 腎臓病
ブゾーニの本名は、ダンテ・ミケランジェロ・ ベンヴェヌート・フェルッチョ・ブゾーニで、 イタリア人の父とドイツ系の母との間にフィレンツェ近郊の エンポリで生まれ、95年前の7月27日に 腎臓病のためベルリンで亡くなった。
父はクラリネット奏者、母はピアニストで、両親から 音楽を学び、8歳のときに公開の演奏会を開くなど、 早くから才能を発揮した。 10歳のときに、ウィーンで演奏したブゾーニは、 当時、強い影響力を持っていた 音楽学者ハンスリックに絶賛された。
彼はリストの弟子ではなかったが、若いころ その演奏を聴き、リストに紹介されている。 リストの音楽は、ピアノ音楽のアルファであり オメガであると語るほど、若き日のブゾーニにとって、 リストは夢であり、目標だった。
ピアニストとして円熟した時期の1911年には、 リストの主要なピアノ作品の全てを、 数回にわたるコンサートで演奏している。 ブゾーニは多くの弟子を育て、優れた作品の ピアノ用の編曲を手がけている。
1904年に作曲した管弦楽組曲「トゥーランドット」は ブゾーニの管弦楽曲では最も有名な作品で、 1917年オペラ「トゥーランドット」に発展した。
ベネチアの作家のゴッチの戯曲を元に作曲した トゥーランドットは、中国を舞台とした トゥーランドット姫の物語りで、イタリアの大オペラ作曲家 プッチーニが最後のオペラ作品として書いている。
第1場 処刑、都市の門と出発 第2場 Truffaldinoの行進 第3番 Altoumの行進 第4場 Turandotの行進 第5場 Turandotの部屋 第6場 ダンスと歌 第7場 夜のワルツ 第8場 絶望と服従 第9場 準葬送行進曲とフィナーレ
(合唱) メイ・フェスティバル・コーラス (管弦楽)シンシナティ交響楽団 (指揮) ミヒャエル・ギーレン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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