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...... 2019年07月26日 の日記 ......
■ 《 ピアノの名手 》   [ NO. 2019072601-1 ] s

【 ジャズ風ソナタ 】

ワイセンベルク,アレクシス (ブルガリア)
(1929.07.26〜2012.01.08) 82歳



巨匠と呼ばれたピアニストのワイセンベルクは、
90年前の7月26日にブルガリアの
ソフィアで生まれた。

幼いころから作曲家のウラディゲロフに
作曲とピアノを学び14歳でデビューをした。
第二次世界大戦中に収容所に入れられ
苦難の日々を送っている。

その後、イスラエルを経てアメリカに逃れ、
1946年にニューヨークのジュリアード音楽院に
入学し、卒業時には各国から招かれるほど、
有名になっていた。

1947年にジョージ・セル指揮の
ニューヨーク・フィルハーモニーと共演し、
華々しくデビューを飾り活躍したが、
1956年から10年間演奏活動から身を引いた。

1966年にパリのリサイタルで奇蹟的な復活をし、
翌年から名指揮者のカラヤンと共演を重ねた。
ラフマニノフやバッハの名手で、コンサートや
レコーディングを精力的に行い、
一流ピアニストの地位を不動にした。

1972年、28年ぶりに祖国ブルガリアに帰国し、
政府からキリル・イ・メソディ賞を授与された。
1975年には名誉市民権を与えられた。

長くパーキンソン病を患い、スイスで療養生活を
送っていたが、7年前の1月8日にスイスの
ルガーノで、82年の生涯を閉じた。

ワイセンベルクはジャズに関心を持ち、
ピアノ曲「ジャズ風ソナタ」
(ジャズの形式によるソナタ)作曲した。
マルカンドレ・アムランが録音をのこしている。

       第1楽章 Evocation d'un tango
       第2楽章 Reminiscence d'un charleston
       第3楽章 Reflets d'un blues
       第4楽章 Provocation de samba



        (ピアノ)サイモン・マリガン
            ♪ 私が聴いた音源 ♪





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