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...... 2019年07月16日 の日記 ......
■ 《 カプリース 》   [ NO. 2019071601-1 ] e_or


【 サン=サーンスの「ワルツ形式の練習曲」
              による奇想曲 】

 
イザイ,ウジェーヌ 〔ベルギー〕
(1858.07.16〜1931.05.12) 72歳



ベルギーの生んだバイオリンの巨匠イザイは、
ヴァイオリニストの父の子として161年前の
7月16日にリエージュで生まれ、
幼少のころから音楽的才能を発揮した。

リエージュ音楽院で学んだ後、パリにも留学し、
バイオリニスト、指揮者、作曲家 として活躍した。
演奏家として、パガニーニに次ぐ最高の
バイオリニストだったイザイは、ルビンシュタインから
多くを学び、自分の演奏の真の師匠と呼んだ。

1883年から86年にかけてパリに住んで、フランク、
ショーソン、ダンディ、フォーレ、サン=サーンス、
ドビュッシー、ルクーらと親交を結んでいる。

イザイは彼らのヴァイオリン音楽の熱心な
演奏者となり、多くの曲を献呈される
栄誉によくしている。

しかし、神経炎や糖尿病を患い、演奏家としての
活動は60歳頃までで、その後は教育者、指揮者を
務め、ブリュッセルで72年の生涯を閉じた。

音楽活動を終える前の1927年に
ベートーベンの没後100年を記念する演奏会で
ベートーベンのヴァイオリン協奏曲を演奏した
記録があり、晩年のコンサートでは、
ベートーベン作品をしばしば取り上げていた。

ヴァイオリンとピアノまたは管弦楽のための
「サン=サーンスのワルツ形式の練習曲による
奇想曲」は、1900年ごろにパリで出版された作品で、
サン=サーンスがピアノのために書いた
「6つの練習曲作品52」の第6曲{ワルツの形式で}の
旋律が使われている。



      (ヴァイオリン)ジョシュア・ベル
      (管弦楽) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
      (指揮)  アンドリュー・リットン
                ♪ 私が聴いた音源 ♪





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