【 ピアノの名手になる60練習曲 】
ハノン,シャルル=ルイ 〔仏〕 (1819.07.02〜1900.03.19) 80歳
ピアノのおけいこに使う、教則本の定番の1つである 「ハノンピアノ教則本」を書いたハノンは、 200年前の7月2日ににフランスの ボルドー近郊で生まれた。
パリ音楽院で作曲、ピアノ、オルガンを学び、 後にオルガニスト、ピアノ教師として名声を博したが、 1900年にブローニュ・シュル・メルで世を去った。
彼は、ピアノ教則本作者として有名であるが、 チェルニーやクレメンティの技法に基づいている 「ハノンピアノ教則本」は、原題を「ピアノの名手に なる60練習曲」といい、ローマのポンティフィカル・ サントセシル音楽院で名誉教授をしていたころの 作品である。
本の前文には「この本を“ピアノの難しさを解く鍵” として皆さんに捧げます」と書かれている。
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