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...... 2019年06月24日 の日記 ......
■ 《 リストの影響 》   [ NO. 2019062401-1 ] e_co

【 春への頌歌 ト長調 Op. 76 】

ラフ,ヨーゼフ・ヨアヒム 〔スイス〕
(1822.05.27〜1882.06.24) 60歳



スイスのピアニスト、作曲家のラフは、
チューリヒ湖畔の町ラッヘンで生まれた。

23歳の年に、リストに出会い才能を認められ、
リストの演奏旅行についてドイツに行った。
その折、メンデルスゾーンやビューローと知り合った。

1949年にヴァイマルでリストの助手をつとめ、
その後ドイツ中西部の町ウィスバーデンで
作曲活動を行った。

リストが作った交響詩のいくつかに、ラフの手による
オーケストレーションを取り入れている。

晩年にはフランクフルトのホッホ音楽院の
院長を勤め、131年前の6月24日に同地で
60年の生涯を閉じた。

ラフの作風は、ドイツロマン派に属し、歌劇や
交響曲、室内楽など、幅広い分野に
多くの作品を残している。

「ピアノと管弦楽のための小協奏曲 」の
「春への頌歌 ト長調」は、1857年に作曲した。

自由な形式を持つ単一楽章で書かれていて、
リストのピアノ協奏曲からの影響が感じられる。
リストのもとを去ったラフはこの作品の成功により、
作曲家として独り立ちをすることができた。



     (ピアノ)ジャン=フランソワ・アントニオーリ
     (管弦楽)ローザンヌ室内管弦楽団
     (指揮) ローレンス・フォスター
               ♪ 私が聴いた音源 ♪





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