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...... 2019年06月23日 の日記 ......
■ 《 多作家 》   [ NO. 2019062301-1 ] e_ch

【 Cl.Ht.とPf.のための三重奏曲
             変ロ長調 Op. 274 】


ライネッケ,カルル 〔独〕
(1824.06.23〜1910.03.10) 85歳



ドイツロマン派の流れをくみ、作曲家、ピアノ演奏家、
指揮者として活躍したライネッケは、
195年前の6月23日にアルトナで生まれ、
ライプツィヒで85年の生涯を閉じた。

有名な教育者で、音楽理論や音楽教育書の著作を
出していた父親のルドルフ(1798〜1883)から
教育を受けた。

12歳で演奏家としてデビューし、19歳のときに
北欧に演奏旅行、ライプツィヒでメンデルスゾーンや
シューマンに師事した後、音楽学校の教師をした。
後にデンマークで宮廷ピアニストに、リストの娘の
コジマのピアノ教師にもなった。

1860年からの30年余り、ライプチヒ・
ゲバントハウス管弦楽団の指揮者をつとめつつ、
ライプチヒ音楽院の教授として、グリーグなど
多くの弟子を育てた。

作曲は、メンデルスゾーンやシューマンを基盤に
出発し、ワーグナーやブラームスの影響を受けた。
幅広い分野の作曲を行なっているが、
彼は優れたピアニストでもあった。

モーツァルトの解釈者としても有名で、
モーツァルトなどのピアノ協奏曲のために、
多くのカデンツァを残している。

「クラリネット、ホルンとピアノのための
三重奏曲変ロ長調 」は4楽章からなり、
晩年を迎えた1905年ごろの作品である。

        第1楽章 Allegro
        第2楽章 Ein Märchen: Andante
        第3楽章 Scherzo: Allegro
        第4楽章 Finale: Allegro



* アンサンブル・イソラ *

      (クラリネット)ラドヴァン・カヴァリン
      (ホルン)  ホセ・サルソ
      (ピアノ)  ファン・フランシスコ・パッラ
                ♪ 私が聴いた音源 ♪





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