【 組曲「ホルベアの時代から」 Op. 40 】
グリーグ,エドヴァルト・ハーゲループ 〔ノルウェー〕
（1843.06.15〜1907.09.04） 64歳
ホルベアとは、18世紀前半にコペンハーゲンで
活躍し、デンマーク文学の父とも呼ばれる、
ルドビー・ホルベア男爵のことだが、グリーグと同じく
ノルウェーのベルゲン出身で、芸術文化に理解の
深かったデンマーク国王フレデリック５世の庇護を
受けながら、大学教授を務める傍ら、
数々の戯曲を発表していった。
晩年には、資財ををなげうって文芸を振興し、
人々からの敬愛を受けた。
組曲「ホルベアの時代より」 は、１８８４年に
ホルベア生誕２００年の記念のために作られ、
元々はピアノのための作品だが、
作曲の翌年に、グリーグ自身の手により、
弦楽合奏用に編曲されている。
曲はホルベアの活躍の舞台となった、
フレデリック５世の宮廷の情緒を反映した
バロック調のものである。
第１曲 前奏曲
第２曲 サラバンド
第３曲 ガボット
第４曲 アリアリゴードン
第５曲 リゴードン
（弦楽合奏）アカデミー室内管弦楽団
（指揮） ネヴィル・マリナー
♪ 私が聴いた音源 ♪
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