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...... 2019年05月18日 の日記 ......
■ 《 軽音楽の巨匠 》   [ NO. 2019051801-1 ] e_or

【 トランペット吹きの休日 】

アンダーソン,リロイ 〔米〕
(1908.06.29〜1975.05.18) 66歳 肺癌



クラシックをより親しみやすい形にした
「セミ・クラシック」という分野で活躍した作曲家であり
指揮者のアンダーソンは、マサチューセッツ州
ケンブルッジでスウェーデン移民の両親の間に生まれた。

44年前の5月18日に、肺癌のためコネティカット州
ウッドベリーの自宅で、66年の生涯を閉じた。

名門ハーバード大学で作曲を学んだが、自らは
大学のバンドでトロンボーンを吹いていた。
後にバンドの音楽監督となり、編曲を行なうようになった。

それらの作品が、指揮者のアーサー・フィードラーに
認められ、一流の音楽家としての道を歩むことになった。
フィードラーは、アンダーソンに作曲も勧め、
多くの名曲が生まれた。
卒業後はボストンとニューヨークで編曲家として活躍した。

アンダーソンの曲は、くつろいだ気分で聴ける
楽しいものばかりで、「シンコペイテッド・クロック」は、
ウッドブロックを使って時計の“チクタク”という
音を表現している。
時計は曲の最後には壊れてしまうのだが・・・

他にもトランペットで馬(もしくは鹿)の
いななきを表現した「そり滑り」、本物の紙やすりを
打楽器として使った「サンドペーパー・バレエ」、
本物のタイプライターを使った「タイプライター」、
クラリネットの音色を猫の鳴き声に見立てた
「ワルツィング・キャット」など、楽器の音色を
独創的に用いたことでもよく知られている。

1954年に作曲した「トランペット吹きの休日」は
陽気な活気に満ちたギャロップで、
アンダーソンの作品の中では最も有名な
スタンダード・ナンバーである。

「ラッパ吹きの休日」とも呼ばれている。



     (管弦楽)ボストン・ポップス・オーケストラー
     (指揮) アーサー・フィードラー
               ♪ 私が聴いた音源 ♪





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