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...... 2019年05月17日 の日記 ......
■ 《 唯一の交響曲 》   [ NO. 2019051701-1 ] e_sy

【 交響曲 ハ長調 】

デュカス,ポール 〔仏〕
(1865.10.01〜1935.05.17) 69歳



ヂュカスはパリでユダヤ人の家庭に生まれた。
14歳から独学で音楽を始め、17歳でパリ音楽院に
入学し、卒業後は同音楽院とエコール・ノルマンの
両校で教鞭をとりつつ、作曲活動をおこなった。

常に完璧な作品を目指していたデュカスは、
極度に厳しい自己批評のために、作品の完成に
長時間を要し、多くの曲が未完成、未発表に
終わっていて、晩年に破棄してしまった。

デュカスの作品としては、わずか13曲の作品が
出版、演奏されたに過ぎなかったが、彼は
大家として認められ、1934年に
フランス学士院会員に選ばれた。
しかし翌年の5月17日に69歳で生涯を閉じた。

管弦楽の作品は、現在では5つしか残ってない。
3楽章からなる「交響曲 ハ長調」は唯一の
交響曲で、1895年に着手し、翌年に完成した。

音楽の力強さや気品の高さが感じられ、デュカスの
音楽に対する実直さが伝わってくる。
1897年1月3日にパリ・オペラ座で初演された。

    第1楽章 Allegro non troppo vivace,ma con fuoco
    第2楽章 Andante espressivo e sostenuto
    第3楽章 Allegro spiritoso



       (管弦楽)スイス・ロマンド管弦楽団
       (指揮) アルミン・ジョルダン
              ♪ 私が聴いた音源 ♪





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