【 ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op. 11 】
メンデルスゾーン,ファニー 〔独〕
（1805.11.14〜1847.05.14） 41歳 脳卒中
メンデルスゾーン,フェリックス 〔独〕
（1809.02.03〜1847.11.04） 38歳 クモ膜下出血？
フェリックス・メンデルスゾーンと４歳違いの姉の
ファニーは、ピアニスト・作曲家・指揮者として
活躍したが、２４歳のときに結婚した宮廷画家の
ヘンゼルは、ファニーの良き理解者だった。
１８４７年の５月１４日に、プロイセン（ベルリン）で
突如脳卒中で倒れ、そのまま世を去った。
その時、弟のフェリックスは訪英途上だったが
仲の良かった姉ファニーの突然の死の衝撃が大きく、
異常に疲労していた身体に神経の障害を引き起こし、
病状がしだいに悪化して死の前日にクモ膜下出血と
思われる症状で意識を失ない、１１月４日に
ライプツィヒで、わずか３８年の生涯を閉じている。
ファニーは６００曲近い作品を遺したといわれ、
ピアノ曲と声楽曲がほとんどである。
「ピアノ三重奏曲」はとりわけ有名な作品である。
第１楽章 Allegro molto vivace
第２楽章 Andante espressivo
第３楽章 Lied: Allegretto
第４楽章 Finale: Allegro moderato
（ヴァイオリン）レナーテ・エッゲブレヒト
（チェロ） フレーデマン・クブサ
（ピアノ） リーヌ・デュティイー
♪ 私が聴いた音源 ♪
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