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...... 2019年04月17日 の日記 ......
■ 《 ベートーベン弾き 》   [ NO. 2019041701-1 ] e_ch

【 弦楽四重奏曲 第5番 】

シュナーベル,アルトゥル 〔米〕
(1882.04.17〜1951.08.15) 69歳



オーストリアのピアニスト、作曲家で、後にアメリカに
帰化したシュナーベルは、137年前の4月17日に
オーストリア領クガリチアのクンツェンドルフで
東欧系ユダヤ人の家庭に生まれ、
スイスで69年の生涯を閉じた。

幼いころから「天才少年」として楽才を発揮し、
「ウィーン音楽院」で学び、後にベルリンに転居し、
妻となるアルト歌手のテレーゼ・ベーアの
伴奏ピアニストとして活躍した。
ソリストとしてデビューしたのは、モーツァルトの
「ピアノ協奏曲第20番」だった。

30歳ごろから、室内楽活動を行なうようになり、
室内楽のピアニストとして評価を高めていき、
1921年にアメリカデビューをし、1944年には
アメリカの市民権を取得した。

1927年にはベートーベンのピアノソナタの
全曲演奏を7夜にわたって行ない
「ベートーベン弾き」として名声を確立した。
世界最初の「ベートーベン・ピアノソナタ全集」の
録音を完成させたたのもシュナーベルだった。

彼が作曲した作品としては、3つの交響曲、
5つの弦楽四重奏曲、19歳のときに書いた
ピアノ協奏曲、初期の多数の歌曲、ピアノのための
7つの小品、オーケストラのためのラプソディ、
弦楽三重奏曲、最後の作品となった
「弦楽と管楽器と打楽器のための
ディオデシメット」など、傑作を残しているが、
出版された曲はわずかしかない。

「弦楽四重奏曲 第5番」は、1940年の作品である。

        第1楽章 Allegro
        第2楽章 Vivace ma non troppo
        第3楽章 Adagio molto
        第4楽章 Presto



        (演奏)ペッレグリー二四重奏団
             ♪ 私が聴いた音源 ♪





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