[PREV] [NEXT]
...... 2019年04月07日 の日記 ......
■ 《 ミサ・ソレムニス 》   [ NO. 2019040701-1 ] v

【 荘厳ミサ曲 ニ長調 Op. 123 】

ベートーベン,ルードヴィヒ・ヴァン 〔ドイツ〕
(1770.12.17〜1827.03.26) 56歳



「荘厳ミサ」は、ベートーベンの晩年の1823年に
完成した最後の大宗教曲で5年間かけて作られた。

1824年4月7日にサンクトペテルブルクで、
「音楽家未亡人のための慈善演奏会」で初演された。
ベートーベンへの良き理解者であり、ベートーベンの
友人であり、弟子ででもあったルドルフ大公に
献呈された。

この曲は、ルドルフ大公がオルミュッツの大司教に
就任することを知り、就任祝いとして書き始めたが、
どんどん構想が膨らみ、完成したのは大司教の
就任から3年後の1823年だった。

1824年4月7日にサンクトペテルブルクで、
「音楽家未亡人のための慈善演奏会」で初演された。

荘厳ミサ曲=ミサ・ソレムニス(Missa solemnis)
は、ミサ曲につけられる名称の一種。
典礼文のうち、少なくとも「キリエ」「グローリア」
「クレド」「サンクトゥス」「アニュス・デイ」の5つを含む。
この条件が満たされてないものは、
ミサ・プレヴィス=小ミサ曲という。

レクイエム=鎮魂ミサ曲は、この分類には入れない。

この作品は、べートーべン特有の建築学的で
澄明な構成力が最大限に発揮され、全体として
見事な統一感を持たせている。

           * Kyrie
           * Gloria
           * Credo
           * Sanctus/Benedictus
           * Aqnus Dei

現在、日本カトリック教会では「荘厳ミサ」を廃して
「盛儀ミサ」を正式名としている。



        (ソプラノ)ローザ・マニヨン
        (アルト) ビルギット・レンメルト
        (テノール)ジェームス・テイラー
        (バス)  コリネリウス・ハウプトマン
        (合唱)  シャペル・ロワイヤル合唱団
        (管弦楽) シャンゼリゼ劇場管弦楽団
        (指揮)  フィリップ・ヘレヴェッヘ
                ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: