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...... 2019年04月06日 の日記 ......
■ 《 クロード・ドビュッシーの追憶に 》   [ NO. 2019040601-1 ] e_ch

【 ヴァイオリンとチェロのためのソナタ 】

ラヴェル,モリス・ジョセフ 〔仏〕
(1875.03.07〜1937.12.28) 62歳



ラヴェルよりも13歳年上のドビュッシーは、
大腸癌のため、1918年3月25日に
パリで55年の生涯を閉じた。

当時ヨーロッパを代表する10人の
作曲家たちが、ドビュッシーを追悼のため、
小品を書き下ろした。
ラヴェルの他に、サティ、ストラヴィンスキー、
ファリャなどもいた。

ラヴェルが1920年から1922年にかけて
作曲した「ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」の
第1楽章は、1920年の特集企画
「ドビュッシーのトンボー」に提供された作品で、
その後2年がかりで3つの楽章を書き上げた。
「クロード・ドビュッシーの追憶に」という
献辞を添えて出版した。

1922年4月6日に親友の女性ヴァイオリニストの
エレーヌ・ジョルダン=モランジュの
ヴァイオリンとモーリス・マレシャンの
チェロによって初演された。

半音階と教会旋法、ポリフォニーを多用した結果、
随所に無調、多調の響きが満ちている。

          第1楽章 Allegro
          第2楽章 Très vif
          第3楽章 Lent
          第4楽章 Vif,avec entrain



     (ヴァイオリン)フランク・ペーター・ツィマーマン
     (チェロ)   ハインリヒ・シフ
                 ♪ 私が聴いた音源 ♪





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