【 ヴァイオリン・ソナタ第5番 嬰へ短調 Op. 84 】
レーガー,マックス 〔独〕
（1873.03.19〜1916.05.11） 43歳 心筋梗塞
１９０５年にミュンヘンで作曲した
「ヴァイオリン・ソナタ第5番」は、フランス出身の
ヴァイオリン奏者のアンリ・マルトーに献呈された。
この曲の一つ前の「ヴァイオリン・ソナタ第４番」では、
古典的な音楽から一歩踏み出した、斬新な世界を
展開していてちょっとしたセンセーションを呼んでいたが、
「第５番」ではより伝統的で穏健な曲想の回帰がみられる。
曲は詩情豊かな第１楽章、洒落たユーモアが
感じられる第２楽章、変奏曲とフーガで構成された
第３楽章からなる。
第１楽章 Allegro moderato,ma agitato
第２楽章 Allegretto (poco vivace)
第３楽章 Andante sostenuto con variazioni
（ヴァイオリン）スタンリー・ウェイナー
（ピアノ） ジゼル・デムーラン
♪ 私が聴いた音源 ♪
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