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...... 2019年03月02日 の日記 ......
■ 《 標題音楽 》   [ NO. 2019030201-1 ] e_or

【 交響的幻想曲 「イタリアより」Op. 16 】

リヒャルト・シュトラウス,ゲオルク〔独〕
(1864.06.11〜1949.09.08) 85歳 心臓病



交響的幻想曲 「イタリアから」は、標題をもつ
作品の最初の曲で1886年に作曲した。

しかし標題音楽とはいっても描写的な表現はなく、
交響曲的な4楽章の作品となっている。

R・シュトラウスは1886年にブラームスにすすめられて、
4月から5ヶ月間イタリア旅行をした。
そのとき、イタリアの太陽にすっかり魅了され、
旅の間にわき上がった様々な楽想を書きためた。

旅行の後ミュンヘンで完成し、作品は
ハンス・フォン・ビューローに献呈された。

作曲の翌年の3月2日にミュンヘンの
オデオン劇場において、作曲者自身の指揮と
ミュンヘン宮廷管弦楽団の演奏で初演された。

第4楽章に当時流行していた「フニクリ・フニクラ」の
メロディが使われているが、R・シュトラウスは
この曲は民謡だと勘違いをしていた。

作曲者のルイージ・デンツァには、その後
著作権料を支払うことになってしまった。

        第1楽章 Andante
             「カンパーニャにて」
        第2楽章 Allegro molto con brio
             「ローマの遺跡にて」
        第3楽章 Andantino
             「ソレントの海岸にて」
        第4楽章 Finale Allegro molto
             「ナポリ人の生活」



       (管弦楽)クリーブランド管弦楽団
       (指揮) ウラディーミル・アシュケナージ
               ♪ 私が聴いた音源 ♪





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