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...... 2019年02月24日 の日記 ......
■ 《 宗教音楽作曲家 》   [ NO. 2019022401-1 ] v

【 マニフィカト H. 77 】

シャルパンティエ,マルカントワーヌ 〔仏〕
(1643.06.26〜1704.02.24) 68歳



芸術家の家庭に生まれたシャルパンティエは、
初め画家志望で年少のころイタリアに赴き、
その後ローマで音楽の勉強をした。
当時の人々からは、完璧な作曲家と高く評価されていた。

彼は、十七世紀末のフランスでは重要な地位を占め、
ミサ曲・詩篇・モテトなど多くの作品を残しているが、
ことにオラトリオ・カンタータなどの分野では、
劇的スタイルにおいて代表的なフランスの作曲家である。

学識教養ある音楽家のシャルパンティエは、
1679年から皇太子の私的なミサの音楽作曲を
委任された。
1680年からは、8年間ギーズ家令嬢の
お抱え音楽家を、さらに、イエズス会学校と
サン・ルイ教会礼拝堂指揮者も勤めた。

オルレアン公の作曲教師として、公のために
「伴奏手法要解と作曲法小概論」を書いている。

1698年に、パリの王室所属の由緒ある
サント・シャペルという教会の少年聖歌隊楽長となり、
1704年2月24日にに68歳で世を去るまで
この職にとどまった。

シャルパンティエの作品は音楽学者
ヒュー・ウィリー・ヒチコックによって目録が作成された。
ヒチコック番号と呼ばれるHつきの整理番号が
使われている。

「マニフィカト H.77」はソプラノ、カウンターテナー、
テノール、バスで歌われる。
マニフィカト(我が心、主を)はキリスト教聖歌のひとつ。



     (ソプラノ) ステファニー・レヴィダ
     (ソプラノ) パンナ・ヴァヨリ
     (カウンター・テナー)フランソワ・ニコラ
     (テノール) ロマン・シャンピオン・ジュスロ
     (バス)   プノア・アルノン
     (管弦楽)  ル・コンセール・スピリチュエル管弦楽団
     (指揮)   エルヴェ・ニケ
                ♪ 私が聴いた音源 ♪





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