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...... 2019年01月27日 の日記 ......
■ 《南米で活躍》   [ NO. 2019012701-1 ] e_co

【 Vn.&Vaのための協奏交響曲 変ホ長調 K. 364 】

モーツァルト,ヴォルフガング・アマデウス〔墺〕
(1756.01.27〜1791.12.05) 35歳

クライバー,エーリヒ 〔墺〕
(1890.08.05〜1956.01.27) 66歳



二十世紀を代表する指揮者の一人の
エーリヒ・クライバーはウィーンで生まれた。

プラハ大学で歴史と哲学を学んだ後、
プラハ音楽院で指揮を勉強し、歌劇場の
指揮者として活躍した。

33歳のときにベルリン国立歌劇場の音楽監督になり、
オペラだけでなく、新しい作品も取り上げて指揮をした。

しかし、彼はユダヤ人ではなかったが、
妻がユダヤ系だったため、ナチスの台頭により
アルゼンチンに移住した。

移住後は市民権を取得して、南米で最も重要な
指揮者となり、ヨーロッパでも活動をしたが、
尊敬するモーツァルトの生誕200年の日の
1956年1月27日にチューリヒで急逝した。

指揮者のカルロス・クライバーは息子である。

モーツァルトは、22歳のときに滞在先のパリで
最愛の母を失ってしまった。

母の死の翌年の1779年の晩夏にザルツブルクで
作曲したのが「協奏交響曲変ホ長調」である。

ヴァイオリンの輝きにみちた音色と、ヴィオラの
ややくすんだ色調の対比が、音楽的に組み立てられ
魅力的な音楽を紡ぎ出している。

協奏交響曲(シンファニア・コンチェルト)は、
協奏曲とは違って、複数の独奏楽器が
オーケストラと協調的に響きを作る
性格をもっている。

        第1楽章 Allegro maestoso
        第2楽章 Andante
        第3楽章 Presto



      (ヴァイオリン)フランツヨーゼフ・マイヤー
      (ヴィオラ)ハインツ・オットー・グラフ
      (合奏)  コレギウム・アウレウム合奏団
               ♪ 私が聴いた音源 ♪





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