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...... 2019年01月19日 の日記 ......
■ 《 大理石のいいなずけ 》   [ NO. 2019011901-1 ] e_or

【 歌劇「ザンバ」序曲 】

エロルド,フェルディナン 〔仏〕
(1791.01.28〜1833.01.19) 41歳 肺結核



フランスのグランド・オペラの祖といわれる
エロルドは代々アルザスの音楽家の家庭に生まれた。
父はピアニスト、祖父はオルガニストだった。

15歳でパリ音楽院に入学し、在学中にピアノと
ヴァイオリンの超絶技巧の演奏を身につけた。
21歳のときにローマ大賞を受賞し、
イタリアに留学した。

多くのオペラを作曲したが、最も有名なのが
1830年に書いた「ザンバ」で、翌年の5月3日に
オペラ座で初演され大成功だった。
フランスとドイツで人気があり、
今もなお舞台化されている。

初演の2年後の1月19日に肺結核のため、
41年の生涯を閉じた。

十六世紀初頭のシチリアを舞台に、海賊ザンバを
主人公としたこの歌劇は 第3幕からなり、
聖アリスの大理石像が重要な役割をし、
「大理石のいいなずけ」の副題がつけられている。

ザンバはシチリアの商人を捕らえたが、娘カミーユと
結婚するという約束で、この商人を釈放する。
しかし、結婚式の当日にザンバは前に関係した
女に殺されてしまうという物語。

        海賊ザンパ(モンツァ伯爵)(T)
        カミーユ(S)
        父ルガーノ
        アルフォンス(T)

接続曲風に作られ、華やかに色彩的に力強く
始まる序曲は通俗的な名曲とされ、
演奏される機会が多い。



        (管弦楽)レザール・フロリサン
        (指揮) ウィリアム・クリスティ
             ♪ 私が聴いた音源 ♪





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