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...... 2015年01月02日 の日記 ......
■ 《 ウィンナ・オペレッタの祖 》   [ NO. 2015010201-1 ] e_or

【「ウィーンの朝・昼・晩」序曲 】

スッペ,フランツ・フォン 〔墺〕
(1819.04.18〜1895.05.21) 76歳  



スッペの父の家系はベルギー系貴族で、父は
官吏をしていて、スパーラト港停泊中の船内で生まれた。
少年時代からフルートの演奏に長じ、
14歳のときにはミサ曲を作曲している。

大学に入学した後父が亡くなり、ウィーンに移り住んで、
ウィーン音楽院で学び、21歳からウィーンの各劇場で
楽長として、通俗劇の劇中音楽などを指揮していた。

45歳から亡くなるまで、レオポルトシュタット劇場で
活躍し、ウィーンで76年の生涯を閉じた。

音楽喜劇のオペレッタ(喜歌劇)は、
オッフェンバックに代表されるフランスのオペレッタと、
ウィーンのオペレッタの2つの系統があるが、
ウィンナ・オペレッタの開祖ともいえるのがスッペである。

ウィーンの各劇場で楽長として、通俗劇の
劇中音楽などを指揮していたが、45歳から亡くなるまでの
31年間はレオポルトシュタット劇場で活躍した。

スッペはオペレッタや多くの劇付随音楽を作り、
劇音楽の作曲家として成功したが、こんにちでは
オペレッタを全曲通して演じることは少ない。

明快な旋律と軽快なリズムで作られていて、
広く親しまれている「詩人と農夫」「軽騎兵」なども、
今では序曲しか演奏されない。



【「シャンペン・ギャロップ」作品14 】 

「シャンペン・ギャロップ」は、シャンパンの
コルクを抜いたときのはじけた音で始まる。


ロンビ,ハンス・クリスチャン〔デンマーク〕
(1810.05.02〜1874.03.20) 63歳



デンマークの舞曲の作曲家のロンビは、
ショパンやシューマンと同じ1810年に生まれた。

若いころコペンハーゲンに演奏旅行にやってきた
ヨハン・シュトラウスの父やランナーの
ワルツを聴き大きな影響を受けた。
「北国のヨハン・シュトラウス」の異名をとる。

1820年代にヴァイオリン奏者、
トランペット奏者として活躍を始めた。

1843年から1872年なでコペンハーゲンにある
遊園地のチボリ公園で行われるコンサートの
作曲家、指揮者として活躍した。
ワルツやポルカ、ギャロップなど
楽しい音楽を数多く作曲している。



1/1 ヨハン・シュトラウス一世     
1/3 ヨハン・シュトラウス二世(長男) 
1/4 ヨーゼフ・シュトラウス(次男)  
1/5 エドゥアルト・シュトラウス(3男)





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