 【 間奏曲 第2番 Op. 17 】
ラフマニノフ,セルゲイ・ヴァシリエヴィチ〔露〕 (1873.04.01〜1943.03.28) 70歳 癌

2台のピアノによる「間奏曲 第2番」は19世紀から 20世紀への時代の変わり目の1900年の暮から、 1901年の春にかけて、ピアノ協奏曲第2番と 平行して作曲が進められた。
完成する4年前の1897年にグラズノフの 指揮で行われた、「交響曲第1番」の初演の 評判が悪くて、ラフマにニフは一時作曲から 遠ざかっていた。
しかし、周囲の人々の協力もあって、再び 作曲への意欲を取り戻した。
そして、この組曲や、ピアノ協奏曲第2番などで、 観客から温かく迎えられ、作曲への自信を 回復したラフマニノフは「チェロ・ソナタ」などを 初めとする、優れた作品を次々と発表していった。
「組曲第2番」は創作活動の全盛期に向けて、 その冒頭を飾る作品だった。
第1楽章 Introduction: Alla marcia 第2楽章 Valse: Presto 第3楽章 Romance: Andantino 第4楽章 Tarantelle: Presto

(ピアノ) マルタ・アルゲリッチ (ピアノ) ガブリエラ・モンテーロ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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