 【 南の協奏曲 】
ポンセ,マヌエル・マリア 〔メキシコ〕 (1882.12.08〜1948.04.24) 65歳 尿毒症

メキシコの近代音楽を代表する作曲家の ポンセは、ヨーロッパに渡り、ボローニャとベルリンで 作曲とピアノを学んだ。
帰国後は国立音楽院の教授を務めながら、 民族主義を基調とした数々の作品を発表し、 メキシコ音楽の発展に大きな役割を果たした。
第一次大戦中はアメリカに難を避けたが、その後 30代を迎えてから、改めて作曲を学び直そうと パリに渡り、パリでデュカスに師事した。 フランス音楽に触れたことは、彼の作風に根本的な 変化をもたらしていて、後期の作品は、 よりポリフォニックなものとなっている。
パリでは、スペインを代表する名ギタリストの アンドレス・セゴビアと親交を結び、 大きな影響を受けた。
「南の協奏曲」は、セゴビアのために書かれた ギターとオーケストラによる作品である。
第1楽章 Allegro moderato 第2楽章 Andante 第3楽章 Allegro moderato e festivo

(ギター) アンドレス・セゴビア (管弦楽) シンフォニー・オブジ・エアー (指揮) エンリケ・ホルダ ♪ 私が聴いた音源 ♪
【 ヴァイオリン協奏曲 】は4月24日に掲載
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