 【 ヴァイオリンとピアノのための4つ小品 Op. 12 】
ヴラディゲロフ,パンチョ 〔ブルガリア〕 (1899.03.13〜1978.09.08) 79歳

二十世紀のブルガリア音楽界を担う作曲家の 一人として活躍したウラディゲロフは、 126年前の3月13日に法律家の父の子として スイスのチューリヒで生まれた。
ブルガリアのシュメンという町に移り、 ブルガリアで育った。 13歳のときに父親が急死し、ドイツのベルリンに 行き、ベルリン高等音楽学校で作曲やピアノを 学び、やがてベルリンで作曲家、ピアニストとして 活動を始めた。
30代のころブルガリアに戻ると、ソフィアの ブルガリア国立音楽院の教師を務めるようになり、 後進の指導にも力を注いだ。
作曲家としてはブルガリア民謡を素材にした 民族色豊かな作品を生み出した。
1921年ベルリンにいたころに、ブルガリア出身の バイオリニストのニコラ・アバリエフのために 作曲した「ヴァイオリンとピアノのための4つ小品」は 22歳のときに書いた若き日の作品で、全体に 幻想的でロマンティックな雰囲気を持った音楽。
4つの曲にはそれぞれ標題がついている。
* 幻影 * 間奏曲 * 北のロマンス * ワルツ

(ヴァイオリン)スヴェトリン・ルセフ (ピアノ) エレーナ・ロザノヴァ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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