 【 ミサ・クリオージャ 】
ラミレス,アリエル 〔アルゼンチン〕 (1921.09.04〜2010.02.18) 88歳 肺炎

作曲家、ピアニストのラミレスは、アルゼンチンの サンタフェで生まれ、15年前の2月18日に 肺炎のため88年の生涯を閉じた。
子供のころから、ピアノやクラシック音楽を学ぶ一方 アルゼンチンの民族音楽フォルクローレの世界に 心惹かれ20代のころからは各地の民謡の採集なども おこなった。
ブエノスアイレスのアルゼンチン国立高等音楽院で 作曲を学び、その後マドリード、ローマ、ウィーンで クラシック音楽の勉強をしている。
帰国後は「アリエル・ラミレス・フォルクローレ楽団」を 結成し活躍した。
1963年から1964年にかけて作曲されたラミレスの 代表作のひとつの「ミサ・クリオージャ」は テノール、混声合唱、打楽器、鍵盤楽器と アンデス民族楽器のためのミサ曲で、リズムは チャカレーラ、カルナバリート、エスティロ・パンペアーノ といった南米の伝統的リズムに基づいている。
フォルクローレの要素をふんだんに取り入れた スペイン語によるミサ曲で、歌詞は 第2バチカン公会議で使用が認められた 現代語で書かれていて、5つの曲からなっている。
* キリエ * グローリア * クレド * サンクトゥス * アニュス・デイ
1998年には東京・サントリーホールで公演されている。

(テノール) ホセ・カレーラス (合唱) サルブレ・デ・ラレード (合唱) ビルバオ・コラール・ソサエティー (チェンバロ)アリエル・ラミレス (指揮) ホセ・ルイス・オセージョ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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