 【 夢想とカプリス Op. 8 】
ベルリオーズ,ルイ・エクトル 〔仏〕 (1803.12.11〜1869.03.08) 65歳

イタリアのルネサンス期を代表する彫刻家の ベンヴェヌート・チェルリーニの自叙伝に基づき、 1837年にベルリオーズは2幕6場のオペラ 「ベンヴェヌート・チェルリーニ」を作曲した。
このオペラの第1幕のテレーザのカヴァティーナを 編曲したものがヴァイオリンと管弦楽のために作曲した 「夢とカプリッチョ」だが、「カヴァティーナ」自体は オペラの初演前に削除された。
この曲は協奏曲の分野に入るがベルリオーズが 書いた協奏曲は1曲だけで、副題は 「ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス」である。
1841年3月に書かれ、1842年2月1日に初演された。

(ヴァイオリン)ジェイムズ・エーネス (管弦楽) ケベック交響楽団 (指揮) ヨアフ・タルミ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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