 【 フルートとピアノのためのソナチネ 】
デュティユー,アンリ 〔仏〕 (1916.01.22〜2013.05.22) 97歳

二十世紀後半から現代にかけての フランスを代表する作曲家のデュティユーは、 109年前の1月22日にフランス西部の ペイ・ド・ラ・ロワールのアンジェで生まれた。
パリ音楽院で学び、後に客員教授として招かれている。
ラヴェル、ドビュッシーら、近代フランス音楽の 伝統を受け継ぎつつも、メシアン、ブーレーズ といった大家とは異なる路線を歩みながら、 独自の世界を切り開いた。
現代的手法を用いながらも奇をてらわない 確固とした作風で前衛の中の古典とも評されている。
日本人作曲家の三善晃にも大きな影響を与えた。
「ソナチネ」はパリ音楽院の試験用課題曲として 1943年に書かれた。 デュティユーは自らの個性が反映されてない 初期作品として廃棄の対象としたが、幸いにも 曲は生き残り、フルート作品の重要なレパートリーの 一つとして、演奏される機会も多い。
第1楽章 Allegretto 第2楽章 Andante 第3楽章 Anime

(フルート)エマニュエル・パユ (ピアノ) エリック・ル・サージュ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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