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...... 2024年11月12日 の日記 ......
■ 《 標題音楽 》   [ NO. 2024111201-1 ] or

【 組曲「不思議な笛吹き」】

ピストン,ウォルター 〔米〕
(1894.01.20〜1976.11.12) 82歳 心臓発作



現代アメリカの代表的作曲家のピストンは、
イタリア系アメリカ人で、メイン州の
ロックランドで生まれた。

最初、画家を志しマサチューセッツ美術学校で
学んだが、音楽に興味をもってからハーヴァード大学
音楽科に入学し、卒業後はパリに留学した。
帰国後は母校で教えたが、バーンスタインも
生徒の1人で、教育者としても優れていて
名著も多くある。

ピストンの晩年は、糖尿病を患ったため
視覚と聴覚を冒された。
1976年にマサチューセッツ美術学校での
同窓生だったキャスリン夫人が亡くなり、
その年の11月12日に自宅で心臓発作を起こし
82年の生涯を閉じた。

交奏曲、協奏曲、室内楽曲など、「絶対」音楽の
作品を作曲したが、「不思議な笛吹き」だけが、
標題音楽の部類に属している。

あるマーケットタウンで、サーカスの一団がやってきて、
一番人気の笛吹きの笛の音につられて
いろいろな出来事が起きるが、その一団が
去っていくまでをバレエ音楽に作ったもので、
その中から12曲を選んで管弦楽用の組曲に
編成したものがこの組曲である。

第1曲  導入部       
第2曲  行商人たちの踊り  
第3曲  お客の登場     
第4曲  商人の娘たちのタンゴ
第5曲  サーカスの到着   
第6曲  サーカスの行進曲  
第7曲  笛吹きのソロ    
第8曲  メヌエット     
第9曲  ワルツ       
第10曲 8時の時計の音   
第11曲 シチリアーノ    
第12曲 ポルカ フィナーレ 




(管弦楽)セントルイス交響楽団 
(指揮) レナード・スラットキン
      ♪ 私が聴いた音源 ♪





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