 【 六つの演奏会用ユモレスク Op. 14 】 パデレフスキ,イグナチ・ヤン 〔ポーランド〕 (1860.11.06〜1941.06.29) 80歳

政治と音楽の二つの分野で活動し、 ピアニストとしては、世界にその名をとどろかせた パデレフスキは、164年前の11月6日に クリルフカで生まれた。
ワルシャワ音楽院で学び、卒業後は母校で ピアノ科教師として教えていたが、21歳のときに ベルリンに留学して作曲を学んだ。
27歳のときにピアニストとして、ウィーンで デビューし、短期間のうちに世界的な名声を得た。 1913年にアメリカに渡り演奏活動をしたが、 18年第一次世界大戦中、ポーランド大使となり、 ワシントンに駐在し、19年のポーランド共和国 成立とともに、初代首相兼外務大臣として、 ベルサイユ条約調印の任を果たした。
1922年に政界を引退し、再びアメリカに戻って 演奏活動に入り、晩年はスイスで余生を送った。
作曲家としてはあまり認められなかったが、 オペラ、交響曲、ピアノ曲などを残している。
ピアノ独奏曲「六つの演奏会用ユモレスク」は 六つのユモレスクからなる。
1、メヌエット 2、サラバンド 3、カプリース 4、ブルレスク 5、インテルメッツォ・ポラッカ 6、クラコヴィエンヌ・ファンタスティック
第1番目のメヌエットは、愛らしい品のよい 優雅な作品で、広く親しまれている。

(ピアノ)レフ・プイシュノフ ♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|