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...... 2024年09月20日 の日記 ......
■ 《 妻の死 》   [ NO. 2024092001-1 ] v

【 レクイエム 】

ピツェッティ,イルデブランド 〔伊〕
(1880.09.20〜1968.02.13) 87歳



ピツェッティは、144年前の9月20日にイタリアの
パルマで生まれ、ピアニストで音楽教師の父から
ピアノの手ほどきを受けた。

パルマ音楽院でグレオリア聖歌とイタリア古典声楽の
ポリフォニーを学んだことが、彼の芸術精神と
作風の形成に根元的な影響を与えた。

後に、母校の教授を経て、フィレンツェ音楽院の
教授から院長になった。
マリア夫人の急逝後、ミラノ音楽院の院長に転じたが、
更にその後、ローマのサンタ・チェチリア音楽院の
教授から院長に任命され、71歳の定年退職まで
この地位にあった。

退職後は、オペラ、楽劇、管弦楽、室内楽、歌曲など
幅広いジャンルにルネサンスバロック音楽の
精神に立ち返った多くの作品を残し
ローマで生涯を閉じた。

1940年(昭和15年)に皇紀2600年
(初代天皇の神武天皇が即位した年からの
カウント)を迎える日本からの依頼で
「交響曲イ調」を作曲している。
その年の12月に東京と大阪で行なわれた
奉祝演奏会で他の3曲と共に演奏された。

ドイツ   リヒャルト・シュトラウス「祝典音楽」
フランス  ジャック・イベール   「祝典序曲」
ハンガリー  ヴェレシュ・シャーンドル「交響曲」

レクイエム(死者のためのミサ曲)は、彼の最愛の妻
マリアの死を悼み1922年に作曲した。

ソプラノとアルとがそれぞれ二人、テノールとバスが
それぞれ四人という編成で歌われる、

歌詞はラテン語による死者のためのミサ典礼文に
リベラメ(我を許し給え)がつけ加えられている。

             Requiem
             Does lrae
             Sanctus
             Agnus Dei
             Libera Me



(合唱)  ヴァサーリ・シンガーズ 
(オルガン)マーティン・フォード  
(指揮)  ジェレミー・バックハウス
       ♪ 私が聴いた音源 ♪





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