 【 ヴァイオリン、チェロとハープのための三重奏曲 】
ルニエ,アンリエット 〔仏〕 (1875.09.18〜1956.03.01) 80歳

ルニエは、149年前の9月18日に4人の 兄の妹としてパリで生まれ、パリ音楽院で学んだ。
敬虔で禁欲的な信仰心をもち、清貧に甘んじて 過ごし、自分の芸術や音楽活動を犠牲にしてまで 男性と暮らすことはできないと心に決め、求婚を されても撥ね付け、結婚をすることはなかった。
まだ女性の音楽家が少なかった時代に、 優れたハープ奏者、作曲家として活躍し、 独自の指導法で多くの名手を育てた 優れた教師として名を馳せた。
亡くなる前年にレジオンドヌール勲章を受章している。
「ヴァイオリン、チェロとハープのための三重奏曲」は 4つの楽章からなり、ハープを知り尽くした ルニエならではの美しいアンサンブルとなっている。

(ヴァイオリン)アントワーヌ・バライル (チェロ) ステファヌ・テトロー (ハープ) バレリー・ミロ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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